新唐科技が日本パナソニック半導体関連事業の取得を発表
新唐科技股份有限公司(ヌヴォトン・テクノロジー)(新唐、TSEC:4919)は本日、パナソニック株式会社(Panasonic, TSE:6752)と「株式資産譲渡契約」(Stock and Asset Purchase Agreement)を締結することで合意に達したと発表しました。新唐は現金でパナソニック傘下のパナソニックセミコンダクターソリューションズ(「PSCS」)を買い取り、その半導体事業を運営します。本件はすでに新唐公司の取締役会決議を通過しています。
PSCSは世界をリードするサプライヤーで、本社は日本の京都府長岡京市にあります。半導体関連製品およびソリューションを提供しており、イメージセンサー技術(例:Image Sensor、Image/ Digital Signal Processor等)、マイコン技術(例:MCU、IC Card、Battery Management、Power Management等)、半導体素子技術(MOSFET、 RF- GaN、Laser Diode等)を重点としています。
本件の買収は、双方のお客様および株主にとってより多くの価値を生み出し、同時に当社に次のような効果をもたらすことが期待されています。
- 半導体事業の規模拡大により、グローバルな半導体産業における当社の影響力を高めることができる。
- 販売チャネルおよび顧客をグローバルに拡張できる。
- より堅実な研究開発技術能力を得られる。
- 自動車および工業オートメーションの長期的な成長トレンドを掌握し、当社が産業で成長するためにより有利な戦略的位置付けを創造できる。
本件は本日(11月28日)契約を締結し、2020年6月に譲渡を完了するとともに、双方それぞれの国と地域の政府機関の承認を取得します。
新唐科技について
新唐科技(ヌヴォトン・テクノロジー)は2008年に設立され、同年7月に華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)ロジックIC事業部の分割を受け、正式に運営が開始されました。その後2010年9月に台湾証券取引所に正式に上場しており、銘柄コードは4919です。
新唐科技は華邦電子の重要な子会社であり、2018年末までに華邦が新唐の62%の株式を保有しており、連結売上高は新台湾ドル512億元となっています。新唐と華邦は、IDM運営モードによるロジックIC製品と特殊用途メモリの二大サービスの提供を主軸としており、両社は現在合計で6インチウェハファウンドリ1箇所と12インチウェハファウンドリ1箇所を擁し、従業員数は約4,300人となっています。
新唐科技と華邦電子は製品設計、技術研究開発、ウェハ製造、マーケティングおよびアフターサービスを提供しており、お客様のさまざまな属性とニーズに基づいて、緊密かつ柔軟な連携ができる体制を確立しています。また米国、中国、日本、イスラエル、インドに拠点を置き、地域のカスタマーサポートサービスとグローバルな運営管理を強化しています。
発表責任者:黄求己 最高総務責任者
Email: CCHUAN15@nuvoton.com
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ニュース担当者: 李珮琪 Peggy Lee
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